大分県立高校1次入試は2月19日に出願が締め切られ、21~27日が志願変更期間となる。発表された各高校の志願倍率に不安を感じている生徒もいるだろう。結局は自分自身との勝負。入試本番で自分が持っているものを出せるかどうかが鍵になる。倍率を過度に不安視する必要はない。
倍率を見て不安が消えない生徒は、学校や塾の先生に相談しよう。心配なことを吐き出した上で受験校を決め、後悔のない受験にしてほしい。相談と決断にはあまり時間をかけないように。覚悟を決めた後はやるべき勉強に集中しよう。
今から県立高校1次入試がある3月5日までの間、最も心がけてほしいのは「いつも通り」ということだ。いつも通りの行動、いつも通りの生活、いつも通りの勉強―。いつもしていることを積み重ねた先に、平常心が生まれる。平常心で本番を迎えられるよう取り組んでほしい。
気を使ってほしいのは体調管理だ。夜遅くまで勉強して体調を崩しては元も子もない。これまでのペースを崩さないように。
本番が近づくにつれ「まだ勉強が最後まで終わっていない」と不安を感じる人もいるだろう。「やりきった」と思う状態で試験に臨めればベストだが、勉強に終わりはない。覚えなければいけないこと、確認しなければいけないことが具体的に思いつくなら、本番までにそれを一つずつクリアしていくこと。「やり残したことはないか」「あと何をすればいいのか」と心配しているのであれば、やるべきことはやっていると自信を持って。
入試当日は「よし行くぞ」という気持ちで家を出よう。びくびくした気持ちのまま家を出てほしくない。朝起きたら好きな音楽を聴いて気持ちを高めるのもいいだろう。
持ち物の準備は前日までに終えておくように。温度を調節できる服装に加え、使い捨てカイロ、温かいお茶を入れた水筒を持っておくと、寒いときに対応できる。「当日の朝はかばんの中に弁当だけ入れればよい」という状態にしておきたい。「コンビニに寄って買っていこう」などと思っていると、どうしてもバタバタしてしまう。気持ちを高めて試験会場に向かうために、朝は落ち着いて過ごしたい。
試験時間の合間に見る教材やノートは極力絞ろう。持って行くのはこれまでに一番使ったもの。直前に見直す教科のお薦めは理科と社会だ。試験会場に到着した後、1時間目までは理科の確認を。理科終了後は4時間目の社会まで、社会を見返して。社会の後の休憩はリラックスして頭の中をクリアにしてから5時間目の数学に臨もう。
当日はみんながそわそわした落ち着かない心持ちで試験を受けているはず。自分だけじゃない。「いつも通り」を続けて、試験当日の朝は、ポジティブな気持ちで笑って会場に向かうこと。それができたら大丈夫!
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