日曜に空き時間ができた大分県民、県外からの出張客や旅行客らが気楽に将棋を指したくなったら、どこに行けばいいのだろうか―。日曜限定ではあるが、初心者でもプレッシャーを感じず立ち寄ることができる将棋スポットを、2カ所紹介する。
【別府ゆるり将棋クラブ】
月1回、別府市野口元町の野口ふれあい交流センターで午後2時~4時まで開いている。誰と対局するかは参加者の棋力に応じ、主催者側がマッチングする。真剣勝負の雰囲気とは一線を画した「緩い雰囲気」が売りだ。
代表の三重野正則さん(49)は別府市出身の病院職員。ルールを大学時代に覚えた後はやっていなかったが、3年ほど前に将棋熱が再燃。インターネット対局を始めた。ネットでなくリアルで指せる場所を探したがなかったため、自分で作ることに。2025年9月に会員4人でスタートし、現在は毎月10人前後が楽しんでいる。
コロナ禍で職場でも人の交流が止まった経験を踏まえ「交流の場をつくりたい」という思いもあった。「将棋はコミュニケーションの手段。同じ趣味を持つ人同士が感想戦で話に花を咲かせるのがとても楽しい。間口を広げたい」と意気込む。
7月は5日に開催する。参加費は200円。対局のマッチングに役立てるため、メール(rihahanp@gmail.com)などで事前の参加希望表明を求めている。X(旧ツイッター)やインスタグラムにクラブ名のアカウントを作っており、そこからの問い合わせもできる。
【日出町棋友会】
月1回「日出城下かれい将棋大会」と題した例会を、JR暘谷駅からすぐの日出町の交流ひろばHiCaLiで、正午から午後5時まで開いている。
こちらは別府よりはやや“ガチ目”の雰囲気だが、来る者拒まずがモットー。県外からも多く訪れ、ベトナム国籍の人が参加したこともあるという。棋力に応じてA~Cの各級にクラス分けして1人が5局、対局する。初心者らにはハンディキャップを付けることも可能だ。
日出町棋友会はコロナ禍以前、年2回の大会を町内外から将棋ファンを集めて大々的に開いてきた。中断を経て「趣味を通じた高齢者の生きがいづくりなどにつなげたい」と25年4月、例会として復活した。
事務局を担当する古江俊夫さん(63)は「将棋は日本の伝統文化。対局の場を待っている人がいる限り、続けたい」と将棋愛を強調する。「戦争は盤上だけで十分。将棋を通じてラブ&ピースの気持ちも広げたい」と話した。
参加費は千円(高校生以下は半額)。7月は12日を予定している。
※活動日など両団体の情報は、大分県将棋掲示板(https://oitashogi.bbs.fc2.com/)に随時、掲載する。
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藤井聡太六冠の活躍などで盛り上がりが続く将棋界。「大分県将棋事情」では大分に関係する将棋にちなんだ話題を、随時紹介していく。