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豊後大野市内で停電、市民病院の発電機動かず

 23日早朝に豊後大野市内で停電が発生し、市民病院(同市緒方町)の非常用電源が正常に機能せず、電子カルテのサーバーがダウンした。同病院によると、約160人の入院患者に影響はなかったという。通常通りの外来対応をできないため、救急患者と予約のない患者の受け入れを停止した。
 豊後大野市民病院では同日午前3時45分ごろ、九州電力からの送電が止まった。非常用の自家発電機が自動で動かなかったため、病院職員が手動で起動。動力部は作動したものの、十分な電力を得られなかった。停電は同4時55分ごろ解消した。
 人工呼吸器などの医療機器はバッテリーで動いていたため、入院患者の生命に関わる影響はなかったという。停電時は照明などを使用できなかったが、ほとんどの患者が就寝中で目立った混乱もなかった。
 一連のトラブルで、同病院は玄関に予約患者のみの受け付けを知らせる紙を張り、職員が来院患者を案内。臨時の窓口で看護師らが予約患者の名前などを聞き取り、書類を作成していた。
 竹田市久住町白丹から毎月1回通院している農業の男性(83)は「停電のことは知らず驚いた。パソコンが使えないので診察料の支払いは来月になった。命を守る場所なのでしっかりやってほしい」と注文した。
  伊東一也同病院事務長によると、直近に実施した昨年12月の点検で自家発電機に異常はなかった。「患者に迷惑を掛けて申し訳ない。復旧を急ぐとともに、不調の原因を究明して再発を防ぐ」と話した。
 同病院は休日や夜間に入院治療を必要とする重症患者を受け入れる2次救急の指定を受けている。大規模災害時に重篤な患者らを受け入れる「災害拠点病院」でもある。

 豊後大野市民病院で非常電源装置が正常に作動しなかった問題を受け、県は同病院の原因究明後、県内14カ所ある災害拠点病院に自家発電装置の再点検を要請する考えを示した。県医療政策課は「同様のことが起きてはならない」と話している。

〇200世帯に影響、4時間後復旧
 九州電力大分支社によると、停電は23日午前3時25分ごろ発生。同町馬場の約200世帯が影響を受けた。約4時間後に復旧した。
 同町馬場の道路沿いで、ワイヤがたるんで高圧線に接触。雨が降ってショートしたとみられる。近くで先端が折れた木が見つかっており、先端部分がワイヤと接触し、たるませた可能性があるという。
※この記事は、1月23日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。
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