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将来の団員育てて20年 大分市賀来「かた昼消防団」

 大分市消防団第4方面隊賀来分団(池辺武則分団長、88人)が地元の小中学生に消防・防災訓練を体験してもらう「かた昼(半日)消防団」を結成して20年目を迎えた。子どもの頃から地域防災に関心を高める取り組みは他地区の消防団も関心を寄せ、徐々に広がっている。
 かた昼消防団は2000年、将来的な少子高齢化を危惧した当時分団長の横山英行さん(76)が地域や消防団活動に興味を持ってもらい、未来の団員を育てようと発案。現在は賀来小中を通じて年度ごとに5~8年生の団員を募り、年2回、休日のかた昼に放水や炊き出し訓練、防災の広報活動などを体験してもらっている。
 市消防局も「消防団と住民が連携して防災教育に取り組んでいる理想的なケース」として普及に協力。16年以降、日岡、吉野、高田など7分団で結成されている。
 3日には20周年記念として、地域住民との総合防災訓練が賀来小中グラウンドなどで開かれた。開会式では校区自治委員連絡協議会の秦和恵会長(71)が本年度入団の児童生徒17人に任命状を手渡した。
 17人は分団員と消防車で地区内の危険箇所を見回り、車載マイクで住民に火災予防を呼び掛けた。放水訓練などの他、住民らと心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)の救急救命法も学んだ。賀来小中8年の松尾優希羽さん(14)は「消防団をしているお父さんをかっこいいと思って入った。訓練は難しいけど大人になったらやってみたい」と話した。
 分団によると、この10年で「かた昼」の卒団生から6人が入団し、現在も3人が活動している。「先輩たちがつないできたレールをしっかり引き継ぎたい」と池辺分団長(56)。式に出席した横山さんも「災害時に地域のことを一番よく知り、住民が頼りやすいのは地元の消防団。団を持続するためにも長く続けてほしい」と期待していた。
※この記事は、11月12日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。

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