「将来は日本代表になりたい」と語る加藤=大分市 女子サッカーのU―17日本代表候補合宿(24~27日・静岡)に柳ケ浦高の加藤明星(2年)が参加する。初めて日本代表候補に選ばれた加藤は「呼ばれると思っていなかったので驚いた。持ち味を発揮して合宿を楽しみたい」と話している。 加藤は大分市出身。中学までは大分トリニータレディースでプレーしていた。中学時代から注目される存在だったが、「地元でプレーし、活躍して興味を持ってくれる人を増やしたかった」と他県からの誘いを断って柳ケ浦高に進学した。 身長は156センチと小柄ながら、足元の技術が高く、鋭いドリブルで攻撃のリズムを生み出せるのが強み。 同校ではFWとしてプレーし、点取り屋として活躍する。林和志監督も「持っているものは全国トップレベル」と評価する。 将来はフル代表で活躍することを目指している。「ボールを持っていないときの動きの質を高め、点を取ってチームを助けられる選手になりたい」と目を輝かせる。目標に近づくためにアピールし、一歩ずつ階段を上っていく。