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マリンレジャー「油断禁物」 過去10年、8月に12人死亡

 夏場は遊泳、釣り、磯遊びといったマリンレジャーの事故が増える。県内は特に8月が1年で最も多くなる。2009年から10年間の集計で見ると、命を落とした計39人のうち、3割に当たる計12人が集中している。楽しいと海の怖さを忘れがちになるが、大分海上保安部は「一瞬の油断が重大な事故につながる」と安全意識の徹底を呼び掛けている。

 大分海上保安部によると、09~18年のマリンレジャー事故は計92件で、うち8月は計19件で2割を占めている。10年間の死者の内訳は▽釣り 29人▽遊泳 5人▽磯遊び 3人▽その他 2人―となっている。

 昨年は9月16日に遊泳中の死亡事故が起きた。大分市佐賀関の海で県外から帰省していた30代男性が行方不明になり、翌日、海底で心肺停止の状態で見つかった。1人で泳いでいた。

 海水浴の注意点として、同保安部は▽単独行動をしない▽子どもから目を離さない▽天気予報で雷や高波などを確認する▽酒を飲んで泳がない―などを挙げる。「ライフセーバーや監視員がいる場所を選ぶことも意識してほしい」という。

 「動物型フロート」の使用にも注意が必要だ。今年は既に2件の事故が発生。8月3日、大分市の神崎海水浴場で男児(6)が風にあおられて沖合に流され、近くにいた水上オートバイの男性に救助された。「親がフロートを手で持ったり、ロープでつないでおいて」と促す。

 海の事故を防ぐため、同保安部は今夏、県警などと一緒に県内約10カ所の海水浴場で注意事項を書いた啓発チラシを配っている。

 7月31日は大分市神崎の田ノ浦ビーチで、親子連れらに声掛けをした。長女(2)と初めて訪れた同市津守の末藤奨平さん(28)は「娘をしっかり見ておきます」。

 海だけでなく川や湖などでも油断は禁物。玖珠町の渓谷では8月14日から15日にかけ、台風10号による雨で川が増水し、レジャー客18人が一時孤立した。同保安部交通課の野口健太郎専門官(46)は「危険なことはしないなど基本的なことを守り、楽しんでほしい」と話している。
※この記事は、8月17日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。
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