大分県内ニュース
地域密着!郷土のニュースとスポーツ

麦わらみこし、つなぐ伝統 宇佐市宮熊で「虫送り」 

 江戸時代中期から伝わる「虫送り」(宇佐市選択無形民俗文化財)が28日、同市宮熊であった。稲を食い荒らす害虫を炎などで追い払い、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈願する行事。わら人形を用いるのが一般的だが、同所では麦わらで作ったみこしを担ぎ、2月のどんど焼きで燃やす。世話人の西本信司さん(72)は「少子化で途絶えた時期もあった。伝統を後世に残し、地域活性化につなげたい」と話している。
 城八幡宮(同所)の夏祭りの一環で、宇佐神宮の夏越祭りの時期に合わせて実施する。
 地区の子どもら約30人が参加。城八幡宮で安全祈願をして出発。みこしを担ぎ、「わっしょい」と威勢のいい掛け声を上げながら約1時間半かけて地区を練り歩いた。道中、民家の前で立ち止まり、高く持ち上げて地域住民を楽しませた。
 北川春馬君(8)=天津小3年=は「みこしは重たかったけど、みんなで担いだので楽しかった。来年も参加します」と笑顔で話した。
 みこしは7日、地区の子ども会が中心になって作った。同宮で保管し、地区のどんど焼きで燃やす。
 西本さんらによると、最盛期にはみこしが6基あった。海岸に集まり、体当たりするなどして出来栄えを競い合った。火を付けて海に担ぎ込み燃やしていた。20年ほど途絶えたが有志が呼び掛けて1982年に復活した。十数年前からどんど焼きでみこしを燃やすようになった。
※この記事は、7月30日大分合同新聞朝刊15ページに掲載されています。

ニュース

> 2019年7月30日(火)の大分県内ニュース一覧を見る

OPENCLOSE

速報ニュース

ニュースアクセスランキング 1時1分集計

ランキング一覧を見る

大分合同新聞ニュース絞り込み検索
記事の絞り込み検索が可能になりました!

期間選択
ジャンル選択
記事種別選択

大分県の天気

PM2.5情報
大分県の測定データ大分市の測定データ
大分合同福祉事業団
インターネットによる募金「かぼす募金」を受け付けています
大分合同新聞
販売店検索はこちら
お近くの販売店を今すぐ検索!
HELLO KITTY×大分合同新聞
おともだちカード
「大分合同新聞 HELLO KITTY」が大切なあなたの気持ちをお届けします。

全てのお知らせを見る

電子書籍のご案内

ページ上部へ戻る