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白血病乗り越えた職人のピザ 19日まで大分市で販売

命の大切さ、旅をしながら伝える

 急性リンパ性白血病を乗り越え、国内外を旅しながら命の大切さを伝えているピザ職人の河内佑介さん(31)=奈良県大和郡山市出身=が、大分市を訪れている。府内町の料理店「エミコの野菜食堂」で19日まで手作りピザを販売。客との交流を楽しんでおり、「同じような境遇の人たちを含め、みんなを笑顔にしたい」と話している。
 河内さんは2016年12月、ワーキングホリデーで訪れたオーストラリアで呼吸困難になり、病院へ搬送。白血病と診断された。
 4日後に帰国し、大阪の病院の無菌室で闘病生活が始まった。抗がん剤治療の後、17年6月に「造血幹細胞移植」を受け、翌月に退院した。
 前を向く力になったのは、家族や仲間、オーストラリアで出会った友人から寄せられた3600羽の折り鶴などの応援だ。恩返しのためにも、「病気の現状や命の大切さを伝えたい」と考えるようになった。
 好きなピザを通して活動しようと、通院の傍ら、実家に釜を作って毎日特訓。友人らに振る舞い、腕を上げていった。
 旅は18年5月、「行ったことがなかった」という沖縄県からスタート。これまでに国内23都道府県を巡った。鍋やカセットコンロ、カッターなどを車に積み、行く先々のレストランなどを借りてピザを焼いている。生地からソースまで全て手作りだ。
 「空、海、山…。これまで当たり前だった風景を見るのがうれしい。病気になったからこそ、今を生きることの大切さを痛感した。人との出会いが宝物になっている」
 資金はピザとTシャツ販売で得た収入のみ。一部はがんと闘う患者への支援にも充てているという。大分県には5月初めに入り、大分市内の友人方に滞在しながら同店で販売している。
 「働いている姿を見てもらうことで、いろんな人に勇気を与えたい」。20日からは愛媛県に渡り、活動を続ける。 

 エミコの野菜食堂では午後6~9時、マルゲリータピザやアイスクリームピザなどを販売。10枚限定。
※この記事は、5月18日大分合同新聞朝刊9ページに掲載されています。
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