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シイタケ産地 竹田の力に 障害者が作業請け負う 駒打ちで「農福連携」

 障害者の就労支援事業を展開する「サポートセンターやまなみ」(竹田市飛田川)が、シイタケの駒打ち作業で「農福連携」を進めている。本年度は農家3戸の依頼を受けており、県内有数のシイタケ産地を支えようと取り組みを拡大したい考え。

 久住町栢木の山で1日、職員と利用者15人が作業した。依頼主は栽培歴約40年の倉橋清晴さん(69)。県原木生椎茸(しいたけ)出荷推進事業部会のメンバーで、京都市場向けの出荷量拡大に力を入れている。
 これまでは地域住民をアルバイトに雇っていた。駒打ちは重労働で、高齢化のため人手を集めるのが難しくなり、3年前から依頼している。
 施設側は発電機を持ち込み、約1・2メートルに切ったクヌギのほだ木に職員が電気ドリルで20カ所ずつ穴を開けた。利用者は金づちを使い直径1センチ、長さ2センチの種駒を打ち込んだ。
 手際よく、慣れた手つきの作業に「人集めの苦労がなくなってありがたい。ブランド化を進める中で皆さんは大きな存在」と倉橋さん。4月末ごろまでに1万5千本のほだ木に種駒を打つ。早ければ来秋に収穫を迎える。
 施設側は、農家と駒1個当たりの価格を決めて仕事を受注する。「時給ではないため、利用者の体調、その日の人数に合わせて作業できる。冬場は依頼が少ない時季で助かる」と職員の本田翔太郎さん(37)。自然に囲まれた作業が、精神疾患を抱える利用者に好評という。施設定員は25人で、受注できる数に限りはあるが、農家の要望に応じて作業範囲を広げていく方針。
※この記事は、2月11日大分合同新聞朝刊17ページに掲載されています。
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