落ち葉の間から顔を出し、花を開いた福寿草=7日、竹田市直入町長湯 竹田市直入町長湯の籾山神社周辺で、春を告げる福寿草が咲き始めた。ここ数日続いた陽気でつぼみが次々にほころび、立ち寄った人たちが一足早く春の訪れを楽しんでいた。 長湯山野草会(秋月真一郎会長)の佐藤美智江さん(75)は「暖冬の影響か、例年より2週間程度早く咲き始めた。寒い中に咲く黄色い小さな花は心を打つ」と話す。訪れた人たちは、落ち葉の間から顔をのぞかせる花の写真を撮ったり、じっと眺めたりして過ごしていた。 見頃は3月下旬まで。同17日には「福寿草を愛(め)でる茶会」が開かれる。