大分県内ニュース
地域密着!郷土のニュースとスポーツ

御朱印大人気 喜ぶ六郷満山 参拝の証し

 国東半島の六郷満山寺院で、住職らが参拝客の求めに応じて墨書きする「御朱印(ごしゅいん)」が大人気となっている。2018年は開山1300年を記念した企画も受けて、前年比5倍超の計17万枚を書いた。寺ごとに異なる朱印を求めて半島内を巡る人たちが増え、関係者は「地元への経済効果も大きかった」と喜ぶ。今後も仏の里に足を運んでもらおうと、新たな企画に知恵を絞る考えだ。
 御朱印は参拝の証し。僧侶らが帳面の朱印帳に印を押し、寺社名や参拝日などを墨で書く。料金は300円程度。数年前から歴史好きな人たちの間で収集が全国的なブームになっている。
 国東半島にある天台宗の六郷満山寺院では通常、本尊の名称などを入れた霊場朱印のみを実施。1300年の節目を迎えた18年は記念として、期間限定の朱印を企画した。
 伝統行事の修正鬼会(しゅじょうおにえ)を題材にした鬼朱印(13寺院)は春と秋で6万1639枚、地域名などを入れた不動朱印(15寺院)は秋のみで4万2853枚が出た。霊場朱印(24寺院)も6万6218枚を記録し、合計17万710枚だった。
 富貴寺(豊後高田市田染蕗)の河野(こうの)順祐(じゅんゆう)副住職(37)は「週末は朝から夕方まで、ひたすら書き続けた。700枚に達した日もある」と反響の大きさに驚く。
 スタンプラリー感覚で慌ただしく巡る客には戸惑ったが、「しっかりお参りをした後に御朱印を求める若い人たちも多く、うれしかった」。
 企画した国東半島宇佐地域・六郷満山開山1300年誘客キャンペーン実行委員会は「寺院数を絞って、2日間あれば満願できるようにしたのが良かった。東京や福岡でのPRも効果的だった」と分析する。
 六郷満山寺院の参拝客はピーク時の平成初期に比べて半減しているという。「御朱印をきっかけに国東半島の魅力を知ってくれた人も多いはず。地域の活性化に向け、住民と協力しながら次の取り組みを考えていく」と話している。
※この記事は、1月4日大分合同新聞朝刊23ページに掲載されています。
OPENCLOSE

速報ニュース

ニュースアクセスランキング 8時51分集計

ランキング一覧を見る

大分合同新聞ニュース絞り込み検索
記事の絞り込み検索が可能になりました!

期間選択
ジャンル選択
記事種別選択

大分県の天気

PM2.5情報
大分県の測定データ大分市の測定データ
大分合同福祉事業団
インターネットによる募金「かぼす募金」を受け付けています
ぶんぶん写真館
記者やカメラマンが撮影した写真を閲覧・購入できます。
大分合同新聞
販売店検索はこちら
お近くの販売店を今すぐ検索!
HELLO KITTY×大分合同新聞
おともだちカード
「大分合同新聞 HELLO KITTY」が大切なあなたの気持ちをお届けします。

全てのお知らせを見る

電子書籍のご案内

ページ上部へ戻る