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桜名所、テングス病深刻 集団枯死の恐れ25カ所

 大分県内の桜の名所でテングス病の被害が深刻化している。日田市のNPO法人によると、調査した65カ所のうち、竹田市の岡城跡など25カ所で集団枯死が起きる可能性があり、危機的状況という。回復可能な中・軽度の被害も合わせ、感染は県全域にまん延。枝を切り落とす簡単な対処を怠ってきた結果とみられ、適切な管理をするよう促している。
 テングス病は菌の一種により起こるとされる病気で、枝が密集して鳥の巣のようになるのが特徴。花が咲かなくなり、立ち枯れる。
 調査した「森と海の共生・ネットワーク」(諫本信義会長・顔写真)によると、姫島村と九重町を除く16市町65カ所のうち60カ所で感染を確認。立ち枯れを避けられない木が半数を超える「激害地」25カ所は、国東半島や県南、豊肥で目立った。
 大分市の大分城址公園、平和市民公園などは被害がなかった。同ネットワークは「都市部の街中は比較的、被害が小さかった。手入れが行き届いているかが差を分けた」とみる。
 調査地の品種はいずれもソメイヨシノ。ヤマザクラなどと比べてテングス病に弱い。防除方法が確立されていないため、全国の名所で被害が進んでいるという。
 拡大防止には巣状になった枝を打ち落とし、伝染源を絶つのが有効とされる。知識が浸透していない上「桜伐(き)る馬鹿梅伐らぬ馬鹿」とのことわざに惑わされ、適切な対処が進まなかったのではないかと分析する。
 諫本会長(75)は5日、県庁を訪れ広瀬勝貞知事に調査結果を報告。「被害は予想をはるかに超えていた。美しい花を楽しみ、観光資源として生かすためには、手をかける必要がある」と訴えた。
※この記事は、6月6日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。
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