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ネットで資金募り高級万年筆作り 豊後高田の企業「ワンチャー」

 豊後高田市高田の文房具・日用品製造販売業「ワンチャー」(岡垣太造社長)は、オリジナルの高級万年筆作りに取り組んでいる。インターネットで資金を募る「クラウドファンディング」を通じて目標額の20倍を超える約3270万円を調達。出資者745人の応援を受け、年内に「ドリームペン」と名付けた一品が誕生する。まずは出資者に届け、将来は一般販売を目指す。
 岡垣社長(53)は約20年前から万年筆や腕時計などの海外製品の仕入れを始めた。2011年に自社ブランドを立ち上げ、主力商品の万年筆は国内外から素材を調達して製造販売している。
 ネット販売で競合他社が増加する中、さらにブランド価値を高め、取引先の国内外技術者に正当な対価を支払うために高級万年筆作りを企画した。
 「ドリームペン」は金額別に6種類。本体にしなやかで温かみのある国産エボナイト(硬質ゴム)素材を使っている。エボナイトはアジア各国の技術者に依頼して成形してもらい、ペン先はドイツ製、その他の微細な部品は米国製を使用。市内で各パーツを手作業で組み立てている。表面に石川県の輪島塗や蒔絵(まきえ)職人が装飾を施したものもある。
 資金集めと製品PRのため、立命館アジア太平洋大出身のベトナム人従業員3人の発案でクラウドファンディングを活用。1月26日に募集を開始すると、わずか10分で当初の目標額150万円を達成。2日目で1500万円を突破した。この資金を活用して年内に千本近くを製造し、出資額に応じた商品(2万~12万円)を届ける。
 同社は従業員7人のうち5人が外国人。流ちょうな言葉を操って国内外の取引先とコミュニケーションを取っている。移住者や子育て世代の日本人パート・アルバイトも活躍している。
 「クラウドファンディングは大半が海外からの出資者。いいものを作れば、地方の小さな企業でもしっかりと世界から評価されることが分かった」と岡垣社長。その上で「まずは海外でのブランド価値を向上させ、国内市場でも勝負できるようになりたい」と話した。
※この記事は、3月14日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。
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