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“願い”再び、満開 大分市廻栖野  一心寺名物のボタン桜

 昨年の熊本・大分地震で名物のボタン桜が被害を受けた大分市廻栖野の一心寺で、この春も以前のように満開の花が参拝客を楽しませている。檀(だん)信徒やボランティアが倒木の植え替えなど復旧に努め、倒れた木から再び力強く花をつけたものも。昨年は中止を余儀なくされた恒例の桜祭りを28日ごろまで開いている。

 寺は1963年の建立。ボタン桜は初代住職が妻の病気回復を願って植樹して以来、数を増やし、現在は約5万平方メートルの境内に約700本。色や花びらの形が異なる10種類以上があり、九州でも有数の名所として知られている。
 昨年の地震は桜祭り期間中に発生。樹齢の長い約10本の大木が倒れ、ちょうちんの電気配線が切れるなどして祭りは中止に。その後、心配した檀信徒有志やボランティアが散乱した枝の片付けや、木の植え替えなどを手伝ってくれたという。
 1年間の努力で新たに植えた桜はしっかり根付き、今週に入ってピンクや白、薄黄と色とりどりの花が咲き誇っている。
 倒れた木のうち1本は根元から折れたが、枝が生き生きしていたためそのまま残したところ、つぼみをつけ、痛々しい姿ながらもピンク色の花を咲かせた。
 19日、その木の近くで花見を楽しんでいた同市ふじが丘の主婦、別所弓子さん(67)は「きれいに咲いているので、木が折れているのに気付かなかった。すごい生命力ですね」と驚いていた。
 今宮年男住職(35)は「地震直後はどうなることかと心配したが、皆さんの力で今年も美しい桜の景観を見てもらえる。ここから大分の元気を発信できたら」と話している。
  
<メモ>
 同寺によると、今年の桜は18日に満開となり、例年だと1週間~10日間は楽しめる。花の状態は同寺のホームページで確認できる。開山時間は午前8時~午後6時で、照明が未復旧のため夜間観賞はできない。拝観料は中学生以上700円、小学生200円、未就学児無料。問い合わせは同寺(TEL097・541・3029)。
※この記事は、4月20日大分合同新聞朝刊10ページに掲載されています。

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