【大分・由布・別府・日出・豊後大野・竹田・臼杵・津久見】大分市民図書館(大分市金池南)は、利用者登録の電子申請受け付けを始めた。スマートフォンかタブレット端末、マイナンバーカードがあれば大分都市広域圏(大分、別府、臼杵、津久見、竹田、豊後大野、由布の各市と日出町)の住民が利用でき、図書館に直接行くのが難しい人の利便性の向上を図る。
デジタル庁の「デジタル認証アプリ」を使い、マイナンバーカードをスマホなどで読み取り、登録する。同館によると、このアプリを使った公共図書館での利用者登録導入は全国で初めて。仕組みは富士通Japan(川崎市)が構築。2026年度以降、全国展開する。
同館は、社会のデジタル化やニーズの多様化に対応し、直接、足を運べない高齢者らにも気軽に利用してもらえるよう、24~25年度に人工知能(AI)による蔵書検索や「おおいたし電子図書館」を開設した。
同館には紙の蔵書が約83万冊あり、登録完了後、その日のうちに貸し出しができる。また、登録翌日の午後からは電子図書館(約4700冊)を利用できるが、こちらは大分市民に限る。同館の黒川昇平次長は「多くの人により便利に、図書館サービスを利用してほしい」と話している。