Vチューバーの白銀ノエルが、大分の魅力を前面に押し出した楽曲「VAVAVA!バーチャル大分」を配信リリースした。
Vチューバーは、2Dや3Dのキャラクターになりきってユーチューブなどで配信や動画投稿をする。
白銀は人気グループ「ホロライブ」の第3期メンバーで、約200万人の登録者を抱える。2019年からトークやゲーム実況などの配信を始め、「団長」の愛称で親しまれている。大分に似た「バーチャル大分」育ちを公言している。
今回の楽曲は、「故郷」のことを多くの人に知ってもらいたいという思いから作った。県内の料理や観光地、方言が盛り込まれた歌詞が、ユーロビート調のダンサブルなサウンドに合わせて歌われる。
作詞作曲は「水曜日のカンパネラ」のケンモチヒデフミ。白銀も歌詞の中に盛り込む名産品や行事などアイデアを出した。「大分の人は絶対聴いてほしい。他県の人は、大分に行きたくなるはず」と胸を張る。
ユーチューブでは、ミュージックビデオを公開している。実写映像とアニメーションを組み合わせ、東京の街中に別府タワーや温泉、めじろんやニータンといったキャラクターが出現し大騒ぎになるというもの。
県内で放送されているテレビ番組やCMの映像も盛り込まれている他、佐藤樹一郎知事が出演して踊りを披露するなど、にぎやかな作品に仕上がった。
11月に大分市佐賀関で大規模火災が発生したことを知り、配信ライブに寄せられた投げ銭を寄付することを発表。「故郷」への思い入れは強い。「これからも魅力を布教していくので応援してほしい」と語った。