【Gateインパクト】「あのころに卍固め」スピンオフエッセー 魂の伝承、ジーンとくる警察官採用ムービー

大分県警察本部の警察官・事務職員採用案内のパンフレット

 大分県警察本部のホームページを開いた。「採用募集」のアイコンをクリックすると、そのページに、約1分のショートムービーを見つけた。これがジーンとくる内容なのだ。
 12月15日夜、大分市府内町のバーで、たまたま隣に大分県警察本部の警察官がいた。マスターの仲介であいさつをさせていただいた。その流れで前述のショートムービーの話になり、せっかくなので一緒に視聴した。
 主人公は大分県警察学校長の佐藤勝弘さん。隣席の警察官によると「佐藤さんはもう退職されていて、今は別の方が警察学校長をしている」という。ショートムービーは、佐藤さんが警察人生を回想するところから始まる。静かな語り口調に重みを感じる。「誰かの幸せのために夢中で働けるって幸せでした」。悔いのない36年間だったことが分かる。
 シーンが変わる。警察学校の卒業式だろう。「任せたぞ、次の世代」。その思いを込めて、礼服姿の若い警察官をガッシリと抱きしめる。
 そして佐藤さんは暗い廊下をコツコツと歩いて去って行く。その背中からは、若者たちに魂を託すことができた達成感や未来への希望、誇りが伝わってくるのだ。
 おおいた自主映画祭実行委員長の宮崎亮一・自主映画監督(大分市)は、このショートムービーを見て、うなった。「思いが伝わる構成で、撮り方も印象深い」
 12月12日の「あのころに卍固め」では、大分県警察本部警務課採用主任の秋好平思(たいし)巡査部長にスタジオに来てもらい、警察官や事務職員の採用について話を聞いた。それをきっかけにホームページを見て、素晴らしいショートムービーに出合ったというわけだ。
 警察に興味があるなしにかかわらず、一度見ていただきたいと思う。

【あのころに卍固め】
 JCOMの昼の情報番組「ひるドキ!」の金曜日放送のコーナー。大分合同新聞社の公式ユーチューブチャンネル「大分合同新聞oitatvcom」でも同じ内容を配信中。

最新記事
【Gateインパクト】「あのころに卍固め」スピンオフエッセー  「さばを読む」とは?
【Gateインパクト】珍品 古い機械式計算機 これってどう使うの?
【Gateインパクト】地球さんご賞受賞作品⑧「ゴミ拾いから気づいた事」 中村多恵(岡山県倉敷市立葦高小5年)2024年度 Activeさんご賞
【Gateインパクト】地球さんご賞受賞作品⑦「地球温暖化による蚊と私の戦い」 丸山泰生(東京都大田区立大森第六中3年)2024年度 幻冬舎賞
【Gateインパクト】地球さんご賞受賞作品⑥「もう二度と会えない君へ」渡辺奏介(岡山県倉敷市立菅生小4年)2024年度 潮出版社賞