佐藤樹一郎知事は20日の県災害対策本部会議で、本日中の「鎮圧状態」を目指した消火活動を進め、災害関連死などの被害が出ないよう被災者支援に力を入れるよう指示した。
火災は収束に向かっているものの、ドローンによる19日夜の熱源調査では、いまだ多数の高温エリアが確認できたという。20日早朝から自衛隊や県などのヘリコプターが山林での消火活動に当たっている。
佐藤知事は「引き続き全力で消火してほしい。一日でも早く通常の生活に戻れるよう、あらゆる手段を講じてもらいたい」と求めた。
県によると、延焼の心配がない「鎮圧宣言」は大分市が判断する。県は、大きな煙が上がらなくなるような「鎮圧状態」を目指すとしている。