津久見扇子踊り大会、晩夏彩る華麗な舞 市内17団体460人が披露

あでやかな扇子踊りを披露する参加者=24日、津久見市のJR津久見駅前通り

 第61回津久見扇子踊り大会(大分合同新聞社共催)が24日夜、津久見市中央町のJR津久見駅前通りであった。市内17団体の約460人が華やかな伝統芸能を繰り広げ、通り沿いには大勢の市民や見物客が集まった。
 特設舞台では地元保存会の口説きやはやしに合わせ、稽古を積んだ扇子踊り娘17人が息の合った舞を披露。市内の事業所や地域グループの参加者はそろいの浴衣に身を包んで輪をつくり、踊りを楽しんだ。
 扇子踊りは県指定無形民俗文化財。約450年前の戦国時代に始まり、武士の所作や華麗な扇子さばきが特徴とされる。

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