旧統一教会総裁に懲役2年

韓鶴子被告(ゲッティ=共同)

 【ソウル共同】韓国のソウル中央地裁は31日、尹錫悦前政権側に金品を贈ったとして、政治資金法違反罪などに問われた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)総裁の韓鶴子被告(83)に懲役2年の実刑判決を言い渡した。求刑は懲役13年。韓被告は全ての起訴内容を否認していた。

 日本では安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけに高額献金などが社会問題化し、教団の解散命令が確定。自民党との関係も問題視された。発祥地の韓国でも政界工作を巡ってトップが刑事訴追される事態となった。

 起訴内容によると、韓被告は元教団幹部らと共謀。2022年1月ごろ、同年3月の大統領選に尹氏を擁立していた保守系政党「国民の力」の国会議員に現金1億ウォン(約1160万円)を渡したとされる。7月ごろには尹氏の妻金建希被告=あっせん収財罪などで公判中=に、高級ネックレスやバッグを贈ったとしている。

 韓被告は教団を創設した故文鮮明氏の妻で、教団では「真のお母さま」と呼ばれる。

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