フィリピンを拠点に「ルフィ」を名乗り広域強盗を指示したとされる特殊詐欺グループ幹部で、強盗致死などの罪に問われた藤田聖也被告(41)の裁判員裁判公判が5日、東京地裁で開かれ、検察側は「過去に例のない凶悪な犯行だ」として無期懲役を求刑した。
これに先立つ被害者側の意見陳述では、広島市で起きた強盗事件で重傷を負った男性の妹による「最も厳しい処罰が下されることを望む」とのコメントが代理人によって読み上げられた。
被告は初公判で7件の強盗事件について「凶器を使うよう指示していない」などと起訴内容を一部否認。特殊詐欺に絡む窃盗罪などは認めた。