課長死亡、公務災害を再申請

 佐賀県吉野ケ里町の財政協働課長だった男性=当時(58)=が昨年死亡したのは、伊東健吾町長のパワハラ発言が原因の自殺だとして、遺族は28日、公務災害認定を請求する書類を再び提出した。男性は生前に請求書を出したが、結果が出ていなかった。町の第三者委員会は、町長の発言はパワハラに当たると認めた一方、死亡との因果関係は評価していなかった。

 今後、地方公務員災害補償基金の佐賀県支部が経緯を調べ、認定の可否を決める。

 遺族は取材に「パワハラと死亡との因果関係を明らかにし、町には誠実に対応してほしい」と話した。

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