米ホワイトハウス付近で銃撃

米ワシントンのホワイトハウス

 【ワシントン共同】米首都ワシントン中心部のホワイトハウス近くで26日、銃撃があった。トランプ大統領は交流サイト(SNS)で、州兵2人が撃たれ「重体」だと明らかにした。警察は容疑者1人を拘束した。トランプ氏と妻メラニアさんは南部フロリダ州に滞在しており、事件当時は不在だった。

 南部ウェストバージニア州のモリシー知事は、銃撃を受けた2人は同州から派遣した州兵だとX(旧ツイッター)で説明。2人について「死亡した」と投稿後「相反する報告がある」として撤回した。情報は錯綜している。

 トランプ氏はSNSで、容疑者は「重い代償を支払うことになる」と非難。連邦捜査局(FBI)のパテル長官は、FBIが捜査に加わると表明した。

 ホワイトハウスは事件の影響で閉鎖された。一帯の道路は封鎖され、多数の警察官らが駆け付けて騒然となった。

 ワシントンではトランプ氏が8月以降、犯罪対策を名目に他州からも州兵を動員し、街頭の警戒に当たらせていた。

最新記事
元ウラジオストク市長の刑を免除
東証、一時600円超高
韓国がロケット打ち上げ
東証、一時5万円回復
中国「日本で安全に注意」