米大使、中国の対抗措置を批判

 グラス駐日米大使は21日、高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁を受けた中国の対抗措置に関し「必要のない脅しは信頼を損ない、地域の安定を崩す」と批判した。木原稔官房長官と首相官邸で会談後、記者団に述べた。

 グラス氏は木原氏との会談について「中国の挑発的な対応についても当然話し合った」と説明。木原氏に「疑う余地がないのは、米国の日本と日本国民に対する揺るぎない支持だ」と伝えた。

 両氏は会談で、日米同盟の抑止力、対処力の強化に向けて協力することで一致。木原氏は、北朝鮮による日本人拉致問題の解決に理解と協力を求め、グラス氏から支持を得た。

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