玉木代表「二大政党制は困難」

東京都内で講演する国民民主党の玉木代表=1日午後(代表撮影)

 国民民主党の玉木雄一郎代表は1日、東京都内で講演し、現在の政治状況では二大政党制の確立はほぼ困難との見解を示した。「多党化の時代に入り、どのように政策を決定し、政権運営するかという新しいゲームが始まった」と指摘。多党化は悪いことではなく「新しいルールが決まっていないことが問題だ」とも述べた。

 従来型の政策では現役世代の支持を得られないと強調。「ポピュリズムと批判されるが、分かった上だ。国民の思いにマッチしつつ、現実と折り合いをつける政治が求められる」と分析した。

 「どの政党も過半数を取らない時代が恒常化するなら、衆参両院で予算を伴う法案を出せる規模になれば政策実現能力が高まる」と主張した。

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