FC2創業者に有罪判決

 わいせつな動画を不特定多数の人が閲覧できるようにしたとして、わいせつ電磁的記録陳列などの罪に問われたインターネット動画投稿サイト「FC2」の創業者高橋理洋被告(51)に、京都地裁(川上宏裁判長)は21日、懲役3年、罰金250万円、執行猶予5年(求刑懲役3年、罰金250万円)の判決を言い渡した。

 検察側は、高橋被告がわいせつ動画で多額の利益を得ており、違法性も認識していたと指摘。弁護側は、米国で生活していた高橋被告に犯罪の意識が薄かったとし、執行猶予付きの判決を求めていた。

 判決などによると、高橋被告は2013~14年、サイトを共に管理・運営していた別会社の役員らと共謀の上、わいせつな動画を閲覧できるようにしたとしている。高橋被告は長年日本におらず、昨年11月に帰国したところを京都府警に逮捕された。

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