【ニューヨーク共同】15日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比34・86ドル高の4万4946・12ドルで取引を終えた。米景気は底堅いとの安心感が広がり、一時は4万5200ドル台を付け、昨年12月4日以来、約8カ月ぶりに取引時間中の最高値を更新した。
米商務省が朝方発表した7月の小売売上高は前月比0・5%増と市場予想並みだったが、米関税措置の景気への悪影響が懸念される中、市場では個人消費は堅調と受け止められた。買い一巡後は、利益確定の売りも出て株価は伸び悩んだ。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落した。