静岡県伊東市議会の主要会派は4日、学歴詐称が指摘されている田久保真紀市長に対する不信任決議案を提出する方針を固めた。学歴問題に関する市議会の調査特別委員会(百条委員会)で結論が出た後、速やかに提出したい考えで、月内に臨時議会を開くよう田久保氏に求めることも検討する。提出されれば可決される可能性が高いとみられる。
不信任決議の可決は議員3分の2以上が出席した上で、出席議員の4分の3以上の賛成が必要。可決された場合、10日以内に田久保氏は議会を解散しなければ失職する。
中島弘道議長は4日、取材に「市政が後退している状況だ。速やかに対応したい」と述べた。