仙台市長選から一夜明けた4日、3選を果たした郡和子氏(68)が記者会見に臨み「仙台市の活力が東北全体をけん引する。その役割をしっかり果たす」と抱負を述べた。重点政策の少子化対策については「安心して子育てができるまちになるよう、スピード感を持って取り組む」と強調した。
郡氏は選挙戦で、自民、立憲民主両党の市議らに支援を受けて圧勝した。今後の市議会との関係について「一党一派に寄るのではなく、いろいろな方々、会派の意見を受け止めながら施策を練り上げる」とした。
市長選の投票率は過去最低の前回から7・74ポイント上昇して36・83%だったものの、依然として低水準だった。