自民党は28日、夏の参院選比例代表の公認候補として、経済産業省出身で経済評論家の岸博幸氏(62)の擁立を内定した。コメンテーターとしてテレビ番組に数多く出演するなど知名度があり、票の上積みを期待できると判断した。複数の関係者が明らかにした。
自民側が同日、岸氏から立候補の意向を聴取した。岸氏は菅義偉内閣で内閣官房参与に任命され成長戦略や規制改革、広報戦略などを担当した。2023年に多発性骨髄腫に罹患していると公表した。
自民は28日、参院選東京選挙区の公認候補に、競泳の五輪金メダリストで初代スポーツ庁長官の鈴木大地氏(58)を正式決定したと発表した。