【Gateインパクト】地球さんご賞実行委員エッセー(8) 小林吉樹さん

小林吉樹さん。佐伯市弥生町の番匠川河川敷で

 紫雲国語塾代表・日本文理大付属高校国語科講師 小林吉樹さん(62)=大分市=


 今年の4月から、大分市から佐伯市へ週2回、通勤するようになりました。往路は東九州自動車道で。復路は国道10号線を通って。その車窓から見る緑の豊かさにあらためて感嘆しています。

 「自然」とは、辞書によれば、「おのずからそうなっているさま。天然のままで人為の加わらないさま。あるがままのさま」とあります(『広辞苑』第7版)。

 もちろん、私が目にする「自然」も、実際には、その維持管理のために人の手が加わってもいるでしょう。しかしそれも「可能な限り残そう」「なるべくあるのままにしておきたい」という思いによるもののはずです。その成果として、私たちは美しい山や川を目にすることができるのです。

 地球温暖化によって、世界中で気候が大きく変動し、異常気象による災害が頻発しています。それはもはや「気候変動」と呼ぶ段階を過ぎて、「気候危機」と呼ばれ始めています。人間が科学の力を手に入れてからのほんのわずかな期間で、そうなってしまったのです。

 この危機の時代をこれから生きていくみなさんが、今、何を感じているのか。地球の自然をどう思っているのか。それをストレートに表現してください。その思いをぶつけてください。未来を生きるみなさんの言葉を、私は襟を正して読むつもりです。

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 地球さんご賞は、命や自然、環境の大切さをテーマにした、子どもたち(小中学生対象)の作文コンクールです。募集要領と原稿用紙をPDFで添付していますので、奮って応募ください。

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