別府翔青高生が商店街に期間限定カフェ 課題研究の一環、菓子店と考案したスイーツなど販売

期間限定のカフェをオープンした広岡陽愛さん(中央)ら別府翔青高の3年生=別府市のやよい天狗通り商店街

 【別府】別府翔青高商業科3年の5人が「課題研究」として7月から別府市北浜のやよい天狗通り商店街で「別府ふらっとカフェえにし」の運営を始めた。9月までの土・日曜日の午後、市内の菓子店と考案したスイーツやスペシャリティコーヒーを販売。商店街の魅力アップにつなげようと奮闘している。
 場所は商店街にある「天狗の貸間」。別府やよい商店街振興組合(河野悟理事長)が学生対象のチャレンジショップとして2024年から運営している。これまで立命館アジア太平洋大(APU)などの5団体が利用した。高校生は初めてという。
 5人は簿記やマーケティングを学ぶうち、実際に起業することに関心を持ち、5月から「課題研究」として取り組みを始めた。市内のコーヒー店で入れ方を身に付けたり、県東部保健所で一時営業許可の取得法を習ったりした。さらに洋菓子店、和菓子店と新商品を考案。製造から販売まで一連の流れを学んだ。
 店名は地元民や観光客が気軽に立ち寄り、縁を結んでほしいことから名付けた。開店時間は午後2時からの4時間。広岡陽愛(ひな)さん(17)は「商店街に足を運ぶことがなかった。私なら何があったら行くかと思い、カフェを選びました。大学でさらに学び、将来的には市内でカフェを開いてみたい」と夢を描いている。
 利用者からは「明るく接してくれた」「おいしかったのでまた来たい」などと好評だ。秋月大輔教諭(44)は「試行錯誤を繰り返しながら運営法を学んでもらいたい。一過性で終わらせず、後輩にバトンタッチしてほしい」と話している。

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