竹田市が休館中の白丹温泉館の活用アイデア募集 23日に現地説明会、憩いの場復活へ「新たな価値を」

休館が続く竹田市白丹温泉館=6月29日、市内久住町白丹

 【竹田】休館状態が続く、竹田市久住町白丹の市白丹温泉館の再開に向け、市は1日、活用方法などのアイデア募集を始めた。個人、団体を問わず、自由な発想で地元住民や市外のファンから愛されてきた施設の復活を目指す。募集は9月1日までで、同29日に集まった意見を公表する。
 同館は1999年、地元住民からの寄付を元手に掘り当てた温泉を活用。旧久住町が温泉棟を建設した。指定管理施設として、住民でつくる「白丹健康と福祉を推進する会」が長年、運営してきた。
 近年は燃料代の高騰や利用者の減少、同会メンバーの高齢化などで厳しい運営が続いていた。会は利用促進を図ってきたが、昨年10月、温泉を温めるボイラーの故障で休館。昨年度末までだった市との契約を更新しなかった。
 白丹地区では白丹小が本年度末で閉校するなどコミュニティーの拠点が減っている。市は地元から「温泉館を存続してほしい」と声が上がっていることなどを受け、再開に向けたアイデアを募ることにした。
 募集するのは▽飲食施設やサウナなど機能の充実や福祉・健康施設への移行などの利用・活用案▽指定管理の継続や第三者への譲渡・賃貸借などの運営体制案▽故障したボイラーや施設の修繕など運営再開への必要事項―など。市の専用フォームから提案できる。
 7月23日午後1時半からは現地説明会を開き、施設の見学、設備の説明をする予定。市久住支所の渡辺孝行支所長は「温泉館は地元住民の憩いの場で、県外にもファンがいる。施設に新たな価値を吹き込み、未来へとつながる提案をお願いできれば」と話した。
 問い合わせは同支所(0974-76-1111)。

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