【津久見】津久見市長目の特別養護老人ホーム「しおさい」は、1人暮らしの高齢者に向けた食堂運営に力を入れている。地域貢献活動の一つで、お年寄りの孤食防止や栄養面の改善を目指している。
「とぎの輪食堂」と銘打ち、2018年から週1回施設内で開いている。対象は要介護認定を受けていない75歳以上の単身者で、現在は90歳前後の女性7人が通っている。食事の提供に加え、介護予防体操やトレーニングの指導、栄養に関する講話などで交流を図っている。
333回目の活動となった23日は、全員で腕立て伏せやスクワットに挑戦。互いの近況を話しながら昼食を楽しんだ後、歌いながら足踏みをするステップ運動にも取り組んだ。
塩崎秀子さん(90)は「食事や運動について、ためになる話が聞ける。雰囲気が良いので、毎回来るのが楽しみ」と笑顔を見せる。
世話役の管理栄養士中野悦子さん(58)は「認知症もなく、元気に通い続けてくれる皆さんを尊敬している。今後もできる限り続けていきたい」と話した。