中九州道大分宮河内―犬飼間、延長19キロで吉野ICを設置 ルート素案、片側2車線の4車線

東九州自動車道の大分宮河内IC付近。素案では中九州横断道路が接続する=昨年10月、大分市宮河内(本社チャーター機から撮影)

 大分、熊本両県をつなぐ中九州横断道路のうち、大分宮河内インターチェンジ(IC、大分市)―犬飼IC(豊後大野市)間を結ぶルートの素案が明らかになった。延長は約19キロで、大分市吉野地区に吉野IC(仮称)を設ける。大分県は今月中旬から関係する地域で住民説明会を開いており、早期の事業化に向けて手続きを進めていく。
 素案によると、大分宮河内―犬飼間は片側2車線の4車線。東九州道・大分宮河内ICから宮河内ハイランド東側を通って南下。けやき台団地の東側、梅が丘団地の西側を通過し、県道臼杵上戸次線と交差する吉野地区(大分市萩尾)にICを設置する。
 大分市が上戸次に整備中の「新環境センター」北側から大野川を渡り、犬飼ICに接続する。
 素案の説明会は15日から2月1日まで7カ所で開催している。1月28日から2月12日までは、県庁などで縦覧をする。
 その後、県は都市計画審議会を開き、ルートを正式決定する見通し。並行して実施している環境影響評価(アセスメント)も終了すれば、事業化に向けて一歩前進する。今のところ時期のめどは立っていない。
 中九州道は大分市と熊本市を結ぶ総延長約120キロの高規格道路。県内は犬飼IC―竹田IC(竹田市)間の約25・3キロが開通し、竹田ICより熊本側は国が延伸工事をしている。
 大分県は高速道で北九州、宮崎方面とつながり、東九州の海路の玄関口でもある。全線が開通すれば、物流面で県の存在感が高まる。災害時の代替道路、救急医療施設への移送手段といった機能も向上する。
 県は「広域的な道路ネットワークを形成する重要な道路。早期の完成を目指して取り組んでいく」と話している。

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