「横山大観と近代日本画の富士図」後期展始まる 二階堂美術館で51作品を展示

後期から展示されている下村観山の「朝陽富岳」など=日出町川崎の二階堂美術館

 【日出】二階堂美術館(日出町川崎)で21日から、特別展「横山大観と近代日本画の富士図」(大分合同新聞社共催)の後期展が始まった。一部作品を入れ替え、計51作品を展示している。11月16日まで。
 日本画の巨匠横山大観をメインに、近代を代表する画家たちの富士図などが並ぶ。同館所蔵だけでなく、横山大観記念館(東京都)や個人から借り受けた作品も楽しめる。
 佐藤直司館長代行は「重厚な展示になった。個人蔵で前期から引き続き公開している大観の屏風(びょうぶ)絵『三保之不二』は遺族も目にしたことがない逸品。この機会にぜひ」と来場を呼びかける。
 1日午後1時半からは学芸員による展示解説がある。開館は午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。入館料は一般800円、高校・大学生500円、小中学生300円。土曜日は小・中・高校生無料。月曜休館(祝日の場合は翌火曜)。問い合わせは同美術館(0977-73-1100)。

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