チキリンばやし、市民ら600人が総踊り 大分七夕まつり最終日にぎわう

軽快にチキリンばやしを踊る参加者=2日、大分市

 第44回大分七夕まつりは最終日の2日夜、大分市中心部で「おおいたチキリンばやし市民総踊り」などがあった。歩行者天国となった中央通りで市内外の16団体・約600人が汗を拭いながら踊りを楽しんだ。
 団体ごとにそろいの法被や浴衣を身にまとい、両手のばちを振るいながら、「正調チキリンばやし」と「サンバチキリン」を披露した。
 昨年に続いて参加した日本文理大チアリーディング部の4年松門凜さん(21)=同市=と3年岩尾和香(わか)さん(20)=同=は「チア以外の演技を大勢に見てもらう機会はなかなかない。道路で踊れて楽しかった」と笑顔で話した。
 みこしの巡行や太鼓大会などもあり、多くの家族連れでにぎわった。
 七夕まつりは市、大分商工会議所、市観光協会、大分合同新聞社などでつくる市まつり振興会の主催。
 関連行事「おおいた『夢』花火2025」は30日午後7時半から、市内の大分川弁天大橋上流で開かれる。

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