竹久夢二の画業と魅力を紹介する180点 大分県立美術館で「生誕140年 YUMEJI展」

「アマリリス」について説明する夢二郷土美術館の小嶋ひろみ館長代理(右端)=6日、大分市寿町の県立美術館

 「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫(ろまん)と新しい世界」(大分合同新聞社主催)が6日、大分市寿町の県立美術館で始まった。8月17日まで。
 「大正ロマン」の象徴で、絵画だけでなく雑誌などの表紙絵や本の装丁、日用品のデザインなど、多岐にわたって活躍した芸術家、竹久夢二。その画業と魅力を紹介するもので、「夢二郷土美術館」(岡山市)のコレクションを中心に、作品や資料約180点を展示している。
 現存する油彩画、約30点の中から、長らく行方不明だった「アマリリス」や、滞米中に描かれた「西海岸の裸婦」など12点も並び、夢二の油彩画家としての一面にも光を当てている。
 開会式では県芸術文化スポーツ振興財団の広瀬勝貞理事長が「夢二の描いた美人画には、時代の先頭を行く女性のオーラを感じる。生活の中に夢二が持ち込んだ豊かなデザインも見てほしい」とあいさつ。監修した帝京大の岡部昌幸名誉教授は「肉筆画が多いのが最大の見どころ。デジタルでは表現できない絶妙なタッチや色彩を楽しんで」と話した。
 観覧料は一般1400円、高校・大学生1200円、中学生以下は無料。

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