幕末の志士、坂本龍馬の精神を後世に伝える活動に取り組む一般社団法人「全国龍馬社中」(高知市)の九州・沖縄ブロック大会大分大会が14日、大分市のJCOMホルトホール大分であった。ブロック内各県にある22龍馬会のうち12の会のメンバーが集まり、交流を深めた。
総会には約60人が出席。収支報告の後、来年のブロック大会は鹿児島県で開くことを申し合わせた。各龍馬会が活動状況を報告。龍馬の兄の子孫、坂本家十代坂本匡弘さん(60)=東京都=があいさつし「九州の会員はエネルギッシュで活動への熱量が高い」と述べた。
別府市の阿部万寿夫副市長が「きっと、ためになる『観光』の話~知っているようで知らない『観光』のこと~」の演題で記念講演した。
主催した大分龍馬会の高橋幹雄会長(59)=大分市=は「龍馬の起業家精神を学び、会員のネットワークを生かして活動することで地域貢献したい」と話した。