大分県内の小中高・義務教育学校で始業式 統合校では新たな仲間を迎え入れ

アーチをくぐって出迎えを受ける旭日、小原両小出身の児童たち=8日、国東市の国東小

 県内ほとんどの小中高、義務教育学校で8日、1学期の始業式があった。新年度が始まり、児童生徒は新しいクラスメートや先生との出会いに心を躍らせた。
 国東市国東町安国寺の国東小(202人)は本年度、旭日、小原の両小学校が統合した。始業式を前に歓迎の会があり、両校から来た42人の新たな仲間を笑顔で迎え入れた。
 児童を代表して重末菜央さん(6年)が「みなさんが来るのをとても楽しみにしていました」とあいさつ。旭日小出身の一丸奏太(かなた)さん(6年)、小原小出身の寺川湊佑(そうすけ)さん(6年)が「休み時間に遊ぶのが楽しみ。みんなと仲良くして楽しい国東小生活にしたい」と述べた。
 始業式では、諸冨理校長(57)が「3校が集まったので、3倍良い学校にしたい。地域を愛し、人を大事にする、自ら気付き、考え、行動できる子どもになってほしい」と呼びかけた。
 県内はこのほか、竹田市で菅生小が南部小に統合。佐伯市ではいずれも休校中だった離島の小中学校を全て廃止し、本土の学校に統合した。

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