【別府】温泉の恵みに感謝する泉都の風物詩「第111回別府八湯温泉まつり」(別府八湯温泉まつり実行委員会主催、大分合同新聞社など共催)が4月1日から始まる。6日まで市内各所で関連イベントがある。
1日午前11時から八幡朝見神社(朝見)で、関係者による開会奉告祭と御神火採火式があり、祭りが開幕する。2日は恒例の「扇山火まつり」がある。午後6時に火入れし、同7時に温泉の神々にささげる花火を打ち上げる。雨天の場合は4日に延期。5日は鉄輪、松原など7会場でお接待やステージイベント。
最終日の6日はJR別府駅前通りで「湯ぶっかけまつり」を開催しフィナーレを迎える。過去最大211トンの湯を、集まった観客に浴びせる。7会場では餅まきなどがある。
期間中は市内の温泉を巡るスタンプラリー「フロマラソン」を実施。制覇するとオリジナルTシャツがもらえる。参加費6千円。開催は2日から最終日まで。
市制100周年の最終日と「温泉まつり」を盛り上げるため、3月31日午後5時からJR別府駅東口で前夜祭を開催する。油屋熊八のブロンズ像に法被を着せるほか、別府民謡や子どもたちによるダンスステージなどがある。
実行委事務局の市観光協会は「コロナ禍が明け、地域の各会場はこれまで以上に盛り上がっている。気軽に参加してほしい」と呼びかけている。
問い合わせは同協会(0977-24-2828)。