宇佐市がマインクラフトカップの自治体パートナーに 7月末には体験イベントも計画

マインクラフトカップの自治体パートナーになり、「宇佐の子どもたちのデジタル人材育成につながれば」と話す市総合政策課の足立光一さん=宇佐市役所

 【宇佐】宇佐市は、世界販売本数が3億本を超えるソフト「マインクラフト」を使った作品コンテスト「マインクラフトカップ」の自治体パートナーになった。デジタルの世界の中でいくつものブロックを組み合わせ、家やまちなどさまざまなものづくり体験ができるゲームソフト。同市は子どもたちのデジタル人材育成につながればとパートナーに手を挙げ、地区大会で特別賞を贈るなどする。
 マインクラフトは楽しみながらプログラミングの基礎が身に付くとして、プログラミング教育などにも活用されている。
 同カップは「教育版マインクラフト」を使って創作したまちや建物の出来を競い合うコンテスト。高校生以下が対象で、6回目の今回は全国・海外を14ブロックに分けた地区大会後、来年2月に全国大会がある。昨年は全国から2千点を超える応募があった。
 宇佐市は同コンテストの周知を担うほか、今秋の北九州ブロック大会で優秀作品への特別賞「USAマインクラフター賞」を設け、特産品を詰め合わせたUSAボックスを贈る予定。7月末には高校生以下を対象にしたマインクラフトの体験イベントも計画している。
 市総合政策課の足立光一主任(31)は「コンテストを通して、子どもたちに地域の課題を解決する力を育んでほしい。県内の多くの人に参加してもらいたい」と話している。
 作品応募の方法など同カップの詳細は公式サイトに掲載している。

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