男子テニスで、アラブ首長国連邦(UAE)東部フジャイラでの下部ツアー大会にエントリーしていた日本選手10人と、スタッフ6人全員が同国を出国したことが分かった。5日の日本テニス協会の常務理事会で報告された。
2日に開幕予定だった大会は、米国とイスラエルのイラン攻撃による中東情勢の悪化で中止になった。関係者によると、選手らはドバイで足止めされ、現地の日本大使館と連絡を取りながら帰国を模索していたという。
フジャイラ当局は3日、石油貯蔵施設がある産業地区で迎撃された無人機の残骸が落下し、火災が起きたと発表した。関連は不明だが、シングルスに出場を予定していた世界ランキング285位の内山靖崇選手(33)=積水化学=はホテルから黒煙が上がる様子を撮影し、警報が鳴って試合会場からホテルに退避した事実とともに交流サイト(SNS)に投稿した。シングルス予選に出場した同368位の松岡隼選手(21)=三菱電機エンジニアリング=はSNSで「警報が鳴って試合中断になりました」と、コートの動画で緊迫した様子を伝えた。