日本中央競馬会(JRA)は26日、2012、13年にジャパンカップで史上初の連覇を達成するなど、G1レース7勝を挙げた名牝ジェンティルドンナが、25日にけい養先の北海道安平町のノーザンファームで死んだと発表した。16歳だった。
12年に桜花賞、オークス、秋華賞の牝馬3冠とジャパンCを勝ち、年度代表馬に輝いた。14年にはドバイ・シーマクラシックで海外G1制覇。有馬記念で有終の美を飾り、2度目の年度代表馬に選出された。引退後は繁殖馬となり、産駒のジェラルディーナがエリザベス女王杯で優勝し、母子G1制覇。亡くなった25日は、オルフェーヴルとの壮絶なデッドヒートを制した12年のジャパンCと同じ日付だった。