【アンジェ共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ開幕戦、フランス大会第2日は18日、アンジェで行われ、女子は17歳の中井亜美が合計227・08点でGP初出場優勝を果たした。日本勢で紀平梨花、渡辺倫果に続く3人目の快挙。
ショートプログラム(SP)首位で迎えたフリーも149・08点でトップとなり、今季世界最高得点をマークした。
今シーズン限りで引退する前世界女王の坂本花織が合計224・23点で2位、住吉りをんは自己ベストの合計216・06点でフランス大会4年連続の3位に入り、日本勢が表彰台を独占した。
ペアは三浦璃来、木原龍一組がSP、フリーともに1位の合計219・15点で圧勝し、GP通算5勝目(ファイナル含む)。
男子SPの三浦佳生は87・25点で3位、壷井達也は87・04点で4位につけた。イリア・マリニン(米国)が105・22点で首位。フリーは19日。
ミラノ・コルティナ冬季五輪シーズンの本格化を告げる大会で、計6戦のGPシリーズ総合成績上位6人、6組はファイナルに進出する。