選手に対する誹謗中傷を監視

日本オリンピック委員会が入る「ジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエア」=2019年9月、東京都新宿区

 日本オリンピック委員会(JOC)と日本パラリンピック委員会(JPC)は1日、来年のミラノ・コルティナ冬季五輪やパラリンピック、13日開幕の陸上世界選手権東京大会などで選手に対するインターネット上での誹謗中傷や不適切な投稿をモニタリングすると発表した。活動の一環として俳優の亀梨和也さんがナレーターを務める啓発用の映像を、国内のスポーツ大会などで流す。

 SNSなどを通じたアスリートへの誹謗中傷が問題となっており、JOCとJPCは3月に共同で相談窓口を設置するなど対策を進めている。JOCの橋本聖子会長は「健全で希望に満ちたスポーツ文化を次の世代へとつなげていきたい」とコメントした。

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