世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級王座決定戦(9月14日・IGアリーナ)で対戦する同級1位の高田勇仁(ライオンズ)と2位の松本流星(帝拳)が30日、東京都内で記者会見し、高田は「気持ちの強さを見てもらいたい」と述べ、松本は「インパクトのある勝ち方をしたい」と意欲を語った。
27歳の2人はともに世界初挑戦。ほぼアマチュア経験がない高田は「たたき上げでも、チャンピオンになれることを証明したい」と気合十分で、強豪日大出身の松本は「世界にアピールできるように、最高のパフォーマンスをする」と力を込めた。試合は世界スーパーバンタム級主要4団体統一王者の井上尚弥(大橋)の防衛戦などと同じ興行で実施される。