【モスクワ共同】ロシア連邦保安局(FSB)が極東サハリン州で北海道新聞記者をスパイ容疑で拘束したことを巡り、在ロシア日本大使館は20日、武藤顕大使が19日にロシア外務省を訪れて早期の領事面会実現を申し入れたと明らかにした。
記者は13日に拘束された後、モスクワに移送され、モスクワ東部のレフォルトボ拘置所に勾留されている。日本政府は記者の健康状態などを確認するため早急な領事面会を求めているが、ロシア側は「内部の手続きが整っていない」と説明。拘束から1週間となった20日時点で面会は実現していない。
ロシアの前身のソ連時代に両国が調印した日ソ領事条約の規定では、拘束から4日以内の領事面会の権利を定めている。