宅配専門1号店、都心部に

東京都内のガストの店舗

 すかいらーくホールディングスは導入を予定する宅配専門の飲食店について、1号店を東京都心部に出店する方向だ。食料品の消費税減税を機に検討しており、高層マンションに住む多忙なビジネスマンらの需要取り込みを狙う。既存ブランドの枠を超え幅広い料理を提供するほか、宅配に適した専用メニューも開発する考えだ。

 14日までに谷真会長(74)が明らかにした。運営する「ガスト」や「バーミヤン」などのブランドは郊外店舗が主力。谷氏は23区に立地するマンションや高層ビルの周辺部について「飲食店数が圧倒的に足りない。収益性の高いビジネスモデルを作り上げることができる」と説明した。

 複数ブランドのチェーンの垣根を越えた商品を提供することを想定する。「一番宅配に資するメニューを提供したい」と述べ、ハンバーグだけでなく中華丼や焼きそばも一緒に注文できる形が理想だとの考えを示した。

 宅配専門の飲食店の業態は「ゴーストレストラン」と呼ばれ、店内の飲食スペースを持たないのが特徴だ。狭小物件で済み、出店コストが抑えられるメリットがある。

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