宇宙航空研究開発機構(JAXA)の角田宇宙センター(宮城県角田市)で13日、液体燃料ロケットエンジンの技術開発に取り組む民間事業者を後押しする「官民共創推進系開発センター」の完成記念式典が開かれた。さまざまな試験に対応した設備を提供することで、開発コストを下げ、宇宙輸送事業の展開を加速させたい考えだ。
式典にはJAXAや企業、大学などの関係者約70人が出席。JAXAの山川宏理事長は「長年培ってきた技術や知見を生かし、新たな宇宙輸送技術の創出を後押ししていく」とあいさつした。
新施設は、角田宇宙センターの敷地内に開設。ロケットエンジンの組み立てや確認作業のための「準備棟」、性能評価試験を実施する中核施設の「試験棟」、試験データを取得する「計測制御棟」を整備した。